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57歳・約8か月で −15kg。筋肉を減らさず体脂肪を落とす——ダイエットは栄養」がカギ

代表の徳山です。

私のクライアント様で57歳の女性の実例をもとに、「なぜ“食事”が結果を左右するカギなのか」、そして管理栄養士と連携する理由をお話しします。
保育士さんの彼女は健康診断でフルボッコにされたのを機に私に相談にきました。
初めは本当に自信がなく、「本当に痩せられるのか・・・」と不安全開でしたのでサービスの説明を丁寧にしたうえで、他のジムも回ってきた上でまたご連絡いただければ結構ですよ、と言ったのですが、「ここに来るのも凄く勇気を振り絞って来たのに無理です!」って言われたのが印象的でした。真面目な方だなーと^^

■ 実測データ(2/17 → 9/19)
・体重:71.10 → 56.25 kg(−14.85)
・体脂肪率:41.2 → 29.7 %(−11.5pt)
・脂肪量:29.29 → 16.71 kg(−12.58)
・筋肉量:39.30 → 37.25 kg(−2.05)

総減量の内訳は、脂肪が約85%、筋肉は約14%。※筋トレをしない食事だけのダイエットでは約25%筋肉量が低下すると言われているので今回の減量の配分はとても良好です(残りは主に水分やグリコーゲンの変動・四捨五入による差)。

■ なぜ「食事」がカギなのか
家づくりに例えると、筋トレ=設計と施工、食事=材料
どれだけ腕の良い大工(トレ)がいても、材料(栄養)が不足していれば理想の家は立ちません。

一般に「食事だけ」の減量では、体重減の中に筋肉の割合が多くなると言われます。だからこそ私は、筋トレを大前提としながら、十分なたんぱく質と適切なエネルギー設計を組み合わせて「脂肪を優先的に落とし、筋肉はできる限り守る」を狙います。今回の配分(脂肪約85%)は、その狙いどおりの結果です。

■ 「筋肉量が少し下がる=悪い」とは限らない理由
体組成計の“筋肉量”は、水分やグリコーゲンの影響を強く受けます。減量期はここが落ちやすく、実際の筋タンパクが保たれていても数値が少し下がって見えることがあります。さらに——
・神経適応:動員や同期化、フォーム改善によって、筋量がわずかに下がっても挙上重量・回数が伸びることは珍しくありません。
・相対筋力:体重が下がるため、懸垂・スクワットなどの体重依存の種目は“体重当たり”の筋力が上がりやすい。
・筋内脂肪(IMAT):いわゆる”霜降り肉”のような筋肉の中の脂肪が減ると「筋肉の質」が上がり、動きのキレやパワーが良くなることがあります(IMATは脂肪としてカウントされるため、IMATの減少が“筋肉量ダウン”に置き換えられるわけではありませんが筋肉の体積はへるため見た目が細くみえる)。

■ 管理栄養士と連携する理由
「管理栄養士=給食の人?」と聞かれることがありますが、実際は“食べる”を科学し、続けられる形にする専門職。医療、学校、スポーツ、社員食堂、行政、高齢者・障がい福祉、児童福祉、研究・教育、フリーランス——大きく9つの現場で活躍するお仕事です。

リーン・スタイルでは内科クリニックで実績のあるスペシャリストな管理栄養士とチームを組み、栄養指導によるダイエット、筋肉増強、バランスの良い食事提案など色々なサポートを準備を進めています。

■ 今日からできる“小さな一歩”
・たんぱく質:体重×1.2〜1.6g/日(例:60kg → 72〜96g)
・長時間の空腹を作らない:1日3食+必要なら間食1
・外食・コンビニは三手順:①先にたんぱく質を決める ②野菜orスープを足す ③主食量を1/4〜1/3控える
・睡眠:7時間を目標に。就寝2〜3時間前の大量飲食は避ける
・記録は「写真+一言」でOK(続く形式が正義)

■ まとめ
・今回のケースは、脂肪 −12.58kg(約85%)、筋肉 −2.05kg(約14%)と配分良好。
・筋トレは大前提。そのうえで栄養設計を重ねると、同じ努力でも手応えが大きく変わる。
・体組成の数値は水分・グリコーゲンにも左右される。筋力・動作・体調も合わせて見ると安心。

最後に——
私はこれまで15年以上のダイエットやボディメイクのサポートをしてきました。
その経験から言えるのは「どうすれば痩せる?どうすれば太る?」を理解し、今の生活環境で“できること”を積み重ねるのが自分の理想の体作りの最短ルートです。私たちは、トレーニングと食事、そして体のケアで、あなたの変化を最後まで伴走します。
悩んでる方はご相談ください。


名古屋市緑区、天白区、豊明市、東郷町、日進市でパーソナルトレーニングをお探しなら リーン・スタイル緑区徳重

この記事の投稿者

株式会社リーン・スタイル 代表
徳山 将樹 Masaki Tokuyama

【運営店舗】
・リーン・スタイル緑区徳重 
・整体院ボディリセット 院長
・パーソナルダイエットジム 
 リーンスタイル平針 

2007年に整体院を開業しましたが、施術を続けている中で、肩こりや腰痛の根本的な原因が筋肉の弱さやアンバランスにあることに気づきました。そこで、整体だけでなくトレーニングを取り入れることで、より本質的な改善を目指し、トレーニング事業を開始しました。

それから17年。
整体とトレーニングを組み合わせたことで、多くの人が肩こりや腰痛の改善だけでなく、体が変わることで自信を持ち、人生が好転する姿を見てきました。

そして、私自身もその一人です。
50歳を超えた今でも、毎日ビールを楽しみながら「自分史上最高最強の体」を更新し続けています!

この素晴らしい体験を、もっと多くの人に届けたい。
そんな想いで、日々活動しています!

35歳の左の写真をみて『コレおれ?』ってなりトレーニング始めました^^右は最近