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断食(ファスティング)ダイエットはむしろ「ポッコリお腹」になる!?

リーン・スタイル緑区徳重の代表 徳山です。
長年このフィットネス業界に携わっていると、様々なダイエット法が出てきては消え、消えたと思ったら数年後に復活するというような事の繰り返し見てきました。
今日お話しする断食(ファスティング)もその一つではないでしょうか。

断食ダイエット(ファスティング)は、短期間で体重が減少するという点から、近年注目を集めています。私自身は、断食が必ずしも最善のダイエット方法ではないと考えていますが、一方で一定の効果を実感する人がいるのも事実です。本記事では、断食ダイエットの利点とともに、その背後に潜むリスクについてもご紹介します。特に、無理な断食が逆に「ポッコリお腹」を招く可能性があることをお伝えします。

断食ダイエットのメリット

断食には、短期間で体重を減らす効果があるとされています。これによって、消化器官を一時的に休ませ、体内のデトックスを促進する効果が期待できるといった声もあります。体の軽さやスッキリ感を感じる人も多く、一定の健康効果を感じることができるという点で、断食を支持する人も少なくありません。

さらに、食事の頻度を減らすことで、一時的に血糖値の安定やインスリン感受性の向上といった効果も報告されています。これらの利点があるため、断食がうまくいくと、健康面でのメリットを感じることもできるでしょう。

断食のデメリット: 筋肉減少と基礎代謝の低下

しかし、断食にはリスクもあります。特に、長期間にわたって栄養が不足すると、筋肉量が減少しやすくなります。断食中は、体がエネルギーを確保するために筋肉を分解し始めることがあります。これにより、筋肉量が減ると基礎代謝が低下し、エネルギー消費が少なくなるため、ダイエット効果が長続きしにくくなります。

筋肉が減少すると、体全体の引き締まりが失われ、特にお腹周りが緩んだ印象を与えることがあります。これが結果的に「ポッコリお腹」となる原因となることが多いのです。つまり、脂肪が燃焼されずに残ってしまい、逆に見た目が悪くなる可能性があるのです。

健康的なアプローチ: バランスを保った断食

断食を試す場合でも、無理をせず、栄養バランスを考えた方法で行うことが大切です。短期間で終わるファスティングや、間欠的断食(インターミッテント・ファスティング)など、適度な食事制限と運動を組み合わせることで、筋肉量を保ちながら健康的に体重を減らすことが可能です。

また、断食期間以外にしっかりとタンパク質を摂取することで、筋肉の維持をサポートし、基礎代謝を保つことが重要です。これにより、脂肪を効率的に燃焼し、健康的な体型を保つことができるでしょう。

結論

断食ダイエットには、体をリセットする効果や、短期的な体重減少のメリットがありますが、筋肉量の減少や基礎代謝の低下によるリスクも伴います。特に、無理な断食を行うと、逆に「ポッコリお腹」を招く可能性があるため、慎重に行う必要があります。

もし断食を試すのであれば、栄養バランスに気を配り、適度な運動を取り入れることをお勧めします。無理なく続けられる方法を選び、筋肉量を保ちながら健康的な体づくりを目指すことが、長期的なダイエットの成功に繋がるでしょう。


名古屋市緑区、天白区、豊明市、東郷町、日進市でパーソナルトレーニングをお探しなら リーン・スタイル緑区徳重

この記事の投稿者

株式会社リーン・スタイル 代表
徳山 将樹 Masaki Tokuyama

【運営店舗】
・リーン・スタイル緑区徳重 
・整体院ボディリセット 院長
・パーソナルダイエットジム 
 リーンスタイル平針 
【趣味】
ソロキャンプ
ビールを飲む(毎日)
昼飲み

2007年に整体院を開業しましたが、筋肉の弱さやアンバランスなどが根本的な原因であることに気づき、トレーニング事業を開始しました。それから17年、整体とトレーニングを組み合わせ、多くの人が肩こりや腰痛の改善だけでなく、自信を持ち、人生が好転するのを見てきました。私自身もトレーニングで人生を変え、50歳になった今でもビールを毎日飲みながら常に「自分史上最高最強の体」を更新中です。