筋トレの質を高めたいなら知っておきたい「EAA」の話

こんにちは、リーン・スタイル緑区徳重の徳山です。
皆さんは、トレーニングの前や最中に何を飲んでいますか?
水?スポーツドリンク?それとも…何も飲んでいない?
それ知らないとトテモモッタイナイですよ!!
ということで今回は、トレーニングの質や効果を高めるために知っておきたい、**「EAA(必須アミノ酸)」**についてお話しします。
EAAとは?
EAAとは、「Essential Amino Acids(必須アミノ酸)」の略。
人体を構成するタンパク質の最小単位で、人の体を構成するアミノ酸は20種類ありますが、そのうち9種類は体の中で作れません。
これらは食事やサプリから摂取する必要があり、特に筋肉を作る材料として重要な役割を担っています。
トレーニング中は筋肉が“減っている”時間?
意外に思われるかもしれませんが、トレーニングを始めると筋肉は分解されていきます。
これを「カタボリック(筋分解)」といいます。
特にトレーニング開始から15〜30分ほどで、体はエネルギー源を求めて筋肉を分解し始めることがあります。
せっかく頑張っているのに、筋肉が削られてしまってはもったいないですよね。
その分解を防ぐのがEAA
そこで力を発揮するのがEAA。
あらかじめ体内に十分なアミノ酸を満たしておくことで、筋肉の分解を防ぎつつ、合成を促すことができます。
EAAを摂ることで、
- 筋分解(カタボリック)の抑制
- 筋合成(アナボリック)の促進
という、まさにトレーニング効果を最大限に引き出す状態を作れるのです。
BCAAとの違いは?
よく耳にするBCAA(分岐鎖アミノ酸)との違いも知っておきましょう。
BCAAは、ロイシン・イソロイシン・バリンという3つの必須アミノ酸だけを含んでいます。
一方、EAAは必須アミノ酸9種類すべてを含んでおり、よりバランスよく、筋肉合成を全面的にサポートしてくれます。
なのでBCAA<EAAということになります。
βアラニンにも注目
最近のEAA製品には、「βアラニン」が含まれているものもあります。
これは、筋トレ中の乳酸の蓄積を抑えてくれる成分で、
「あと1回、もうちょっと頑張れる!」という力をサポートしてくれます。
持久系トレーニングや、高重量に挑戦している方にもおすすめです。
おすすめの摂取タイミング
EAAは、トレーニングの15〜30分前に摂りはじめるのがベストタイミング。
血中のアミノ酸濃度を高めておくことで、
- 筋肉の分解を抑える
- 筋合成のスイッチを早く入れる
ことができるため、より効果的に体づくりを進められます。
そのうえでトレーニング中に少しずつ飲むのも効果的です。
まとめ
EAAは、単なるサプリではなく、トレーニングの成果を引き出す重要な栄養戦略です。
とくに「筋トレしてるのに成果が出にくい…」という方には、
ぜひ知っておいてほしい栄養素のひとつです。
次回は、よく聞かれる
「空腹時のトレーニングにEAAは必要?」
「朝トレにプロテインとEAA、どっちがいいの?」
というテーマで解説予定です!
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この記事の投稿者

株式会社リーン・スタイル 代表
徳山 将樹 Masaki Tokuyama
【運営店舗】
・リーン・スタイル緑区徳重
・整体院ボディリセット 院長
・パーソナルダイエットジム
リーンスタイル平針
2007年に整体院を開業しましたが、施術を続けている中で、肩こりや腰痛の根本的な原因が筋肉の弱さやアンバランスにあることに気づきました。そこで、整体だけでなくトレーニングを取り入れることで、より本質的な改善を目指し、トレーニング事業を開始しました。
それから17年。
整体とトレーニングを組み合わせたことで、多くの人が肩こりや腰痛の改善だけでなく、体が変わることで自信を持ち、人生が好転する姿を見てきました。
そして、私自身もその一人です。
50歳を超えた今でも、毎日ビールを楽しみながら「自分史上最高最強の体」を更新し続けています!
この素晴らしい体験を、もっと多くの人に届けたい。
そんな想いで、日々活動しています!
35歳の左の写真をみて『コレおれ?』ってなりトレーニング始めました^^右は最近

